介護職は疲れのたまりやすい職種ですが、休日出勤や夜勤があったり、休暇が取りづらかったりするため、なかなか疲れがとれにくい職種だと言えます。しかし疲れをとらずに勤務していては、仕事に支障が出るだけでなく、いずれ体や心を壊してしまう可能性も高いです。それを避けるためにも、なるべく疲れはとるべきでしょう。
介護職での疲れを溜めないコツは、精神的な疲れも身体的な疲れも両方解消することです。精神的な疲れをとるには、1人で抱え込まないことが大切です。信頼できる人に相談したり、スマホやノートに思っていることをそのまま書き出したりと、言語化して吐き出しましょう。すべて吐き出した後は、良かったことや嬉しかったことなどで締めくくるとさらに効果的です。就寝前に行えば、睡眠もとりやすくなります。また、仕事とプライベートを切り離すこと、好きなことをしてリフレッシュすることなども大切です。
身体的な疲れをとるには、休息が欠かせません。無理に出かけたりせず、自宅で静かに過ごす時間も取り入れるようにしましょう。1日中だらだらするのはもったいないと思うかもしれませんが、たまになら良いかと割り切りましょう。睡眠は両方の疲れをとれるので、忙しいからといって時間を削らないようにするべきでしょう。どうしても難しい場合は、睡眠の質をあげる工夫を取り入れるようにしてください。夜勤があると生活リズムが崩れがちですが、規則正しい生活は、心身の疲れを回復するだけではなく疲れにくくもしてくれます。なるべく心がけましょう。